第三回:criticalを「致命的」だと理解してきたけど、違う意味もあるのね!
みなさん・・・
クリティカルって言葉、よく使ったりします?
私は、ほぼ使わないんですけど、前職(IT系)で度々使う場面がありました。
はじめてこの言葉を聞いたのは、あるシステムの問題を報告した際の、上司からの質問で、
「これはクリティカルなの?」
ん・・・
・・・クリティカルってなに?
と、私は一瞬ポカーン。。。
で、恥ずかしげもなく「あの・・どういう意味なんでしょう?」と聞いたところ「致命的な問題なの?」みたいな意味の質問だということを教えてもらいまして・・・。
もう、英単語とか勉強している人にとっては常識かもしれないんだけど、本当にわからなかったんです。とほほ。
でも、それから、ずっと「クリティカル=致命的」だと覚えて生きてきたんですけど、つい先日聞いたバイリンガルニュースの単語を必死においかけている時、どうやら他の意味もあるらしいぞ!という事に気が付きました。やったね!
バイリンガルニュース#96の「ひねくれ者」のニュース。
ひねくれていると認知症になる確率が高くなるっていう調査結果に関するお話の中で、「ひねくれている」として使われていた言葉がシニカル(cynical)だったんだけど、クリティカル(critical)って言葉も一部登場していて。
私は cynical は皮肉屋みたいな意味でずっと覚えていたんだけど
今回あらためて辞書を見てみたら、「悲観的」って意味だった!
あれ。皮肉って言葉がどこにもない〜。いつ、すり替わって覚えてきたんだろう。。。
でも皮肉と言えば、ironic を「皮肉めいた」って思っていたから、
「ひねくれている」って言われると ironicalが合っているような気がするんだよね。どうなんだろ。
「critical」も辞書で見てみると、
批判的、危ない、緊要。っていう感じで、色々なバリエーションが有った!
だから、バイリンガルニュースのそのエピソード内で登場したcriticalは「批判的」って意味で使っていたんだよね、きっと。致命的、だと合わないもんね。
cynical、critical、ironicalのそれぞれについて、
わたしの中での理解は、こんな感じ。
あくまでも「辞書で訳された単語」を信じて理解してみるとすると、
「悲観的だったり批判的な事を考えやすい思考回路の人」は、認知症になりやすい、みたいな事なのかもしれない。でも同時に、そういう心の状態だと皮肉もいうだろうから、ひねくれ者っていう言い方も合っているのかもしれない。そのおかげで、ニュアンスなど含めて、わかりやすくもなったよね。
うーむ。
こういうのって、面白いね!
本当に解釈がいろいろだろうから、小説だったりすると、翻訳する人によって、別のお話に見える事もあるんだろうなあ。これは面白い事だわ〜♪
だからこそ、英語をダイレクトに理解したい!というのは、より一層思う事。
早く身につけたいな〜。がんばれ私のアタマ!
まあ、母国語である日本語にも、思い込んで理解している単語ってあるわけだし・・
英語だって、同じようなものなんだろうね。ほんと、それぞれがアタマの中で繋がるまでどれくらいかかるのだろう。
この入れ物(私のアタマ)に収まりきるだろうか・・・
と気が遠くなりつつ、今回はこのくらいで!
see you〜♪